covid-19 ワクチン接種を受ける(1回目)

2021-05-11 (火)(令和3年辛丑)<旧暦 3 月 30 日> (友引 己未 八白土星) Märta Märit   第 19 週 第 26386 日

 

スウェーデンの僕の住む地域で、1949 年生まれの人に、covid-19 ワクチン接種の予約案内が郵便で届いたのは3月2日であった。けれども僕は予約をしなかった。世の中がコロナの苦しみから抜け出るのに、手っ取り早くワクチンに頼る方法が果たして良いのかどうか自問するところがあったからだ。けれども、いつまでも感染の流行は収まらないし、自分がもしも感染した場合、やはり医療機関に頼らざるを得なくなるので、素直にワクチン接種を受けるべきではないかといふところに気持ちが落ち着いて、今日受けて来た。今日の状況では1971年以前に生まれた人が受けられるようになってゐた。予約した人たちで結構な行列になってゐた。会場まで5キロの道のりであったが、自転車で行って来た。接種後すぐに動かずに、念のために15分間椅子に座って静かにしてゐるように指示があった。その通りにしたが、その後の帰りの自転車もゆっくりこいで帰った。上り坂では自転車を引いて歩いた。受けたのは Phizer 製のワクチンで、注入量は 0,3 ml であった。2回目の接種は6週間後またはそれ以降に受けることになる。それはまた自分で予約しなければならない。ともあれ、今日は僕個人にとってコロナの時代のひとつの通過点となる。2回目の接種を受けた後2週間すれば、体内のウイルスに対する防御態勢がフルにと整ふといふことである。だが、変異株に対してどこまで有効なのか、また、ワクチン効果はどれくらいの期間持つのかについてはよく知らない。ワクチンを受けた後も、これまでと同じように感染防止のために注意しなければならないと思ふ。

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ワクチン接種を受けるために町まで自転車で行った