クリスマスイブ

2018-12-24 (月)(平成 30 年戊戌)<旧暦 11 月 18 日>(仏滅 庚寅 九紫火星)Julafton Eva 第52週 第 25520 日

 

二日前に冬至を過ぎた。これからは少しづつ日が長くなるのかと思へばホッとする気持ちもあるが、本当に寒い季節はむしろこれから訪れる。太陽が一番高くなる夏至からひと月ほどして暑さのピークが来て、太陽が一番低くなる冬至からひと月ほどして寒さのピークが来る。このひと月ほどの時間遅れは何によるのかなと思ふ。さう言へば春のもっとも良い季節は春分からひと月後ほど、秋のもっとも良い季節は秋分からひと月後ほどに来る様な気もする。冬至には北欧では太陽は南から出て南に沈む。それは極端な言ひ方かもしれないが、東のうんと南寄りから日が出て、地平線上にちょっと顔を出したかと思ふと、西のうんと南寄りに沈む。それで、この季節に太陽を見たら、概ねその方向が南であると思って良い。日が低いところからさすので、晴れた日に自動車を運転するときなど、眩しくて危なく感じることもある。今日はクリスマスイブ。イエスキリストは一年のうち一番暗い季節にお生まれになったのだなと思ふ。娘と孫のところへは昨日行ったので、今宵は静かな時を過ごしたい。

 

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近所の S:ta Katarina kyrka は僕らがスウェーデンに引っ越してから 10 年目の 1997 年にできた、比較的新しい教会である。