Septuagesima

日 旧暦 12月15日 友引 乙巳 六白金星 満月 Erika Septuagesima V3 24445 日目

今日の暦は Septuagesima (復活祭前9週目)とある。教会暦上のことだが、暗く長い冬を過ごす一般の人には春を待つ気持ちが暦に現れてゐる気がする(はーるよこい、はーやくこい)。冬至から早ひと月が過ぎ、心なしか夕方がほんのり明るい感がある。宇宙に出てみれば太陽の周りを回る地球はどんな風に見えるかな。その地球の公転軌道を視野に収めるほど離れれば、地球は米粒にも満たぬ大きさで太陽の周りを回ってゐる。そこから地球を見つけることさへ難しいかもしれない。その米粒みたいな星ではあるが表面は大気にすっぽりと包まれて、激しい電磁波の嵐の中を生命の星が進んで行く。その星の上に僕らは住んでゐる。冬は寒い、夏は暑いと言ひながら。そしてほとんどの人は百周もしないうちに息絶えていく。時々はそんな目で自分の生まれた星を見るのも意義あるかしれないとふと思ったりする。復活祭まであと9週間。