テクノロジーの進歩

金 旧暦 5月22日 友引 甲戌 八白土星 Axel Axelina V24 24965 日目

ほぼ毎日の様に、Net 上で新聞にざっと目を通すが、見出しを追ひかけるだけでも、世の中の動きがある程度分かる様な気がする。僕が関心を持つ分野はテクノロジーの進化である。もはやテクノロジーの進歩は自分には想像もつかない程すごいところへ行ってしまった。AI などもその例であるが、この頃は量子コンピュータに関する話題も耳にする様になった。それはもう、原理からして、従来のコンピュータとは全然違ひ、桁違ひに高度な性能を持つ機械であるらしい。僕は団塊の世代に属する人間であるが、学生であった頃、電子計算機といふ授業も受けた覚えがある。まだマイクロプロセッサーが登場しない時代のことで、勉強した内容はすっかり忘れてしまったが、なんだか抽象的な学問だなと思ったことだけ覚えてゐる。それが就職して何年かすると電卓が発売される様になり、さらに何年かするとパソコンが登場し、自分の給料でも何とか買ふことができることが驚きであった。その時の驚きも記憶に残ってはゐるが、将来開発されるコンピュータはその驚きを遥かに凌駕するものだ。ワクワクする反面、どこまで行くのだらうと不安になることもある。