6 ヶ月目の誕生日

金 旧暦 4月10日 先勝 壬辰 五黄土星 立夏 こどもの日 Gotthard Erhard V18 24923 日目

今日は初孫の誕生から 6 ヶ月目の日。あの子は予定より随分早く生まれたので、最初の頃は特に慎重な注意が必要であった。晩秋から冬にかけての長い暗い夜道を病院までドライブしたことも思ひ出である。それに年が明けてからは、引っ越しといふ大仕事もあったものだから、あの子の両親も大変であった。この半年の間に随分いろんなことがあったなと思ふ。でも今は、明るい季節になった。あの子もすくすくと育ってくれて、時々愛らしい表情を見せてくれる。僕も顔を合はせれば何か喋りかけるのであるが、相手は赤ちゃんだから何もわからないと思ってはいけない。その意味では言葉に気をつけなければと思ふ。赤ちゃんは恐ろしいほどいろいろなことがよく分かってゐる様に思はれてならない。毎日眼に映ること、耳に聞こえることが意識として記憶に残ることはないかもしれないが、もっと深いレベルで確かな記憶を形成しつつある様に感じられる。今日はお父さん側の祖父母とお母さん側の祖父母とに一緒に面会する最初の日となった。全部で7人である。同居人と僕は小さなケーキを持って行って、みんなで分けて食べた。帰り道のドライブは美しい夕映えであった。夕明りに空の雲さへ水に映って、北欧の夏の夕暮れを満喫した。