木枯らし

火 旧暦 10月2日 大安 丁亥 一白水星 Allhelgonadagen V44 24727 日目

11月に入って寒くなった。冬の冷たい風を木枯らしといふのだと漠然と思ってたが、ネットで調べた定義によると、日本の太平洋側地域において、晩秋から初冬にかけて吹く風速8m/s以上の北寄りの風のことを言ふと書いてあった。「春一番」が春の訪れを告げる様に、寒い季節にも「木枯らし1号」があるのだと言ふ。木を枯らすと書いてコガラシと読む。改めて眺めるとなんて詩的な読ませ方だろうかと思ふ。これは昔からある言葉なので、現代の上記定義は、昔の言葉を借用してゐるのだと思ふ。今日散歩した時に風が冷たかった。この程度ではまだ木枯らしとは言はないかもしれないが、そろそろそんな季節になった。