故郷の春

土 旧暦 2月16日 大安 庚戌 八白土星 満月 Marianne Mariene Påskafton V14 24161日目

同居人は今朝、近所の叔父に挨拶をすませると、帰途に着いた。僕は近くの駅までタクシーで送って行き、駅のホームで別れた。同居人は各駅停車の電車で金沢へ行き、そこからは北陸新幹線で東京へ向かったはずである。一人になった僕は家まで歩いて帰った。あちこちに花が咲いてゐて、故郷の春の散歩を楽しんだ。これから僕はしばらく一人で暮らしてみる。一人で暮らすのは気楽な面もあるが、家事の作業分担ができない。二人の生活に慣れてしまった後ではしんどい面もある。だが、人間は環境に適応できる生き物である。多少のことはあっても、しばらく一人の暮らしを楽しみたいと思ふ。