万里の長城で遭難事故

月 旧暦 9月22日 赤口 庚午 九紫火星 Eugen Eugenia V45 23281日目

万里の長城で遭難事故があった。大雪に見舞われて日本人観光客が遭難したと言う。城壁伝いに行けばよいのであるから道を失うことはあるまい、という安心感があったかもしれない。僕もニュースを聞いてまさかと驚いた。だが、長城は延々とどこまでも続く城壁である。階段もワンステップがうんと高かったりする箇所もあって、お天気が良くても難儀な道であると思う。記事を読むと、午前中は雨具の必要のない程度の雨であったのが、午後から雪になり、あれよあれよと言う間に大雪と強風で身動きが取れなくなったと言うことである。観光客は探検家のように雪山に挑もうとして準備してそこを訪れたわけではあるまい。山の天気の恐ろしさを今更のように思う。誰がどんな風に責任を取ることになるのかは分からないが、危険を予知できなかったことは残念である。