野球の応援

日 旧暦 3月19日 先負 壬子 一白水星 八十八夜 Filip Filippa 5 i påsktiden V17

サングラス越しにさえ空の青さがまぶしく、新芽が梢の先々に膨らむ音さえ聞こえてきそうな、光に恵まれた一日であった。ガラス戸の中にいるとぽかぽかと暖かいのであるが、外に出るとまだ風は冷たかった。わが町の球場で公式の野球の試合があるというので応援に出かけた。惇君も選手で出ている。ダブルヘッダーであったので2回目の試合だけ見た。スウェーデンはスポーツのさかんな国であるが野球はいまひとつ人気が盛り上がらない。観客はあまりいなかった。対戦相手はストックホルムのチームであるということだが、褐色の外国人ばかりで、仲間同士はなにやらスペイン語で掛け声を掛け合っている。惇君はヒットを打ったが欲張って2塁をとろうと滑り込んだ時、アウトをとられてしまった。残念。相手チームは強く、毎回得点を取る。5回表までに大量22点を取ってこちらは0点である。ところが、勝負あったなと思った5回の裏に大量13点をたたき出すという面白い展開となった。5回までのコールドゲームで終わりそうなところであったが、もう1回やることになり、最終的には23対13という結果であった。公式野球と言いつつ、草野球的雰囲気があって、なかなか面白かった。