ハイチのその後

土 旧暦 12月16日 先負 庚辰 八白土星 満月 Gunilla Gunhild V4 22271日目

ハイチの地震から2週間以上経った。現地では今なお多数の人たちが苦しんでいることだろう。今なおというより、日を追うごとにつらさが増す一方かもしれない。お気の毒としか言いようが無い。救助にあたる人も大変であろうと思う。食料の奪い合いで暴動が起こることも十分ありうる。15年前神戸で地震があった時、神戸では騒動は起こらなかった。だから日本人はおとなしい民族で安心できると結論付けるのは早計であるう。日本史の中で、騒動や百姓一揆や逃散が繰り返し起きている。それは農民の領主への抵抗手段であったと教えられたが、どうだろう。本当に食べるものが無くなって餓死するものが続出するような状況になったら、人間は何をやるかわからない。そういうことが起こらないようにするのが文明の力というものであるが、僕たちの文明は大丈夫だろうか。ハイチの受難は人ごとではない。しのびよるエネルギー危機、テロの多発、食糧危機、、、あまり悪いことは考えないようにしよう。僕たちの文明を信じたい。