死刑判決

火 旧暦 3月 26日 仏滅 丙申 三碧木星 Anneli Annika V17 21987日目

最高裁判所で死刑の判決が出た。日本で昔、死刑を無くそうという気運が高まった時代があったように記憶するが、その後の時代は死刑にしなければ収まらないような事件が続発するという嫌な様相を呈している。この国から死刑を無くする事は出来ないかもしれない。どこまでも平気を装って否認する被告と、被害者の長年の苦しみの様子とをテレビで見た。どうしてあのような事件が起きるのか、不可解としか言いようが無い。裁判院制度が間もなく始まるが、このような事件の場合、裁判員はどのように対処するのであろうか。真実であれば死刑、真実でなければ無罪という極端な分かれ道を裁かねばならないのである。上がっている証拠の信憑性をただ信じるしかない。心理的負担は大きいと思う。