アンナ・リンド

木 旧暦5月16日 友引 庚寅 一白水星 満月02:30JST Germund Görel V25 21679日目

9月11日と言えば誰も2001年のアメリカ同時多発テロ事件を思い出す。けれどもその2年後にスウェーデンで、時の外務大臣アンナ・リンドがストックホルムのデパートで暴漢に襲われ、世を去ったのも9月11日のことであった。当時まだ46歳で、国民の間に人気が高く、器も大きく、次期首相候補としてその将来を嘱望されていた女性である。何とも痛々しい事件であった。アンナ・リンドを見かけたことは無いが、僕達と同じ町に住む人であったので、どこか親しみがあった。翌2004年からはアンナ・リンド賞が設けられ、今年はビルマの Khin Ohmar という女性が受賞した。ビルマという国は、日本では軍事政権を早くから承認していることと関係があるのか、国名をミャンマーと表記されるが、スウェーデンでは今でも Burma と表記されている。こんなことを書いたのは、アンナ・リンド賞の授賞式が昨日あり、今日はアンナ・リンドのお誕生日であったことを知ったからである。