職場の茶話会

木 旧暦12月24日 大安 庚午 四緑木星 Ivar, Joar V05 21541日目 -0.3℃

会社はフレックスタイム制であるが、通常は午後4時半で終わる。仕事が終わってからちょっと一杯飲みに行こうか、ということが無い。カラオケもこの国では数えるほどしか見たことが無い。僕が知らないだけかもしれないが。自分の練習用に密かに持っているカラオケは別である。日本に居る時に比べると、ずいぶんお金を使わないで済ますことが出来る日常生活である。自転車で通勤すれば交通費はかからない。駅の売店によることが無ければお小遣いも使わない。コンビニも無い。会社のコーヒーの機械はお金を入れなくても出てくる。ランチは弁当を持っていく。喫茶店にも入らない。帰りに一杯飲んで帰る事も無い。冠婚葬祭などの付き合いの出費も無い、スウェーデン語は難儀なので本も買わない、となればこれはもう収入が少なくてもラクチンの暮らしである。この国が住みやすい一因にはそんな背景もある。簡素な暮らしが無理なく出来て、それでいて変人扱いにもされなくて、ここの暮らしは僕には本当にありがたい。今日は仕事が終わってから、職場でみんなでビールを飲んだ。簡単なつまみが出た。このような集まりがあることはめずらしいことである。