旧優生保護法の脅威

2024-07-18 (木)(令和6年甲辰)<旧暦 6 月 13 日>(赤口 癸未 八白土星) Fredrik Fritz  第 29 週 第 27550 日

 

新聞記事によると、旧優生保護法下で不妊手術を強制したのは間違ってゐたと最高裁の判決が出た。これを受けて岸田首相は原告に謝罪した。不妊手術を受けた人の数は25000人にも及ぶといふ。こんなにも酷い人権無視の出来事が日本であったといふことを僕はニュースを見るまで知らなかった。知らないところで酷いことが起きてるゐるのだと知った。旧優生保護法が制定されたのは戦後まもない1948年のことであった。戦後は主権在民となったはずなのに、こんな人権無視の事件が起きてゐたとは驚きである。が、ありうるかなといふ気配も感じる。日本といふ国には、一般市民の人権を虫けらほどにも感じてない人たちが今でもゐるのだと改めて思ふ。最高裁で誤りを正してもらへたのはまだしもの救ひかもしれないが、どうしてもっと早い段階で判決が出なかったかなとも思ふ。

日本からは梅雨明けの知らせも届いた