寝酒の効用

2024-04-02 (火)(令和6年甲辰)<旧暦 2 月 24 日>(先勝 丙申 三碧木星)下弦 Gudmund Ingemund    第 14 週 第 27443 日

 

人と談笑する時に酒を飲むことはあるが、ひとりの時は酒を飲まない。高齢者になるとひとりの時間が多いので、ほとんど酒を飲まなくなった。けれども、寝る前にお猪口一杯分ほどの酒を飲んで寝ることはある。寒い日にはお湯で割って飲むこともある。ほかほかと全身が暖かくなって、気持ちが良くなり、よく眠れる気がする。ただ、そんなわずかの酒でも飲むとトイレが近くなる。夜中に起きたついでに台所でまたお猪口一杯分ほどの酒を飲むと、それがまた次のトイレを近くしてしまふ。そんなことを繰り返すと、結果としてあまり眠れなくなるので、寝酒は良いのか悪いのか、よくわからない。体験的に感じることであるが、僕は身体が疲れると頻尿になりやすい。頻尿の程度で自分の身体の疲労度を推し量ることができる。疲れると尿を濃縮する機能が弱まるのかもしれない。わずかの寝酒で頻尿になるのはまだ身体が疲れてゐる証拠なのかもしれない。

バスの窓越しに見た九頭竜川