草刈当番

2020-09-11 (金)(令和2年庚子)<旧暦 7 月 24 日> (赤口 丁巳 一白水星) Dagny Helny   第 37 週 第 26145 日

 

毎夏3回草刈当番が回って来る。草刈だけでなく、周辺の共用地を綺麗にする当番である。今週が我が家にとってこの夏最後の当番である。これで夏ともお別れだな、さう思って今日、草刈をした。芝刈機はいつも共同作業小屋に収まってゐるのだが、行ってみると、新しい芝刈機が入ってゐた。これまでの芝刈機は灯油エンジンで動いたのだが、新しい芝刈機はバッテリー駆動である。初めての機械であるので使ひ方などよくわからない。誰かに聞きたいところだが誰も居ない。この様な状況では、自分で取説を読むしかない。下手に人に聞くよりその方が正しい理解が得られることもある。あたりをよく見回すと、テーブルの上に充電器とバッテリーと取説が置いてあった。それで取説を手にとって読んだ。日本語のページはない。子供や素人は使ってはいけない、とか書いてあるのでややビビった。事故が起きた場合の責任のこともあるので、やや大げさに脅しがかかってゐる。気にせずに読み進むうちに、どうやってバッテリーを着脱するのか、どうやってモーターを始動し、また停止するのか、刃の地面からの高さはどの様に調節すれば良いのかさへわかれば良いのだと思ひ、必要なところだけ読んで、書いてある通りにやってみるとうまく動いた。新しい機械は、これまでの灯油エンジンの芝刈機より軽くて使ひやすかった。これまでのものは始動するのに、かがんだ姿勢から紐を勢ひよく後ろへ引っ張らないといけなかったのだが、今度はその労がない。また、再始動が手間なので、一旦動き始めるとなるべくエンジンを止めない様にしたものだが、新しい機械は再始動も簡単なので、作業の一旦停止が何度でもできて便利であると分かった。

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10mはあるかと思はれる、散歩の途中の木に印がついてゐた。伐られる予定なのかもしれない。