Sweden-Japan Academic Network

水 旧暦 12 月 29 日 仏滅 丁丑 二黒土星 Alla hjärtans dag Valentin Askonsdag V07 25208 日目

夕方、同居人と The 6th Sweden-Japan Academic Network といふ講演会を聞きに行った。会場は Kungliga Vetenskapsakademien (KVA) の Beijer Hall といふ、立派な会議場であった。 主催は KVA の他に日本大使館、JSPS Stockholm office。KVA の Vice President の Martin Jakobsson 教授の開催の辞で始まり、続いて 津本忠治先生が、JSPS の活動の紹介をされた。ちなみに JSPS とは Japan Society for the Promotion of Science の略で、日本と海外の研究者の学術的なサポートをする団体である(日本学術振興会)。講演は二つあって、ひとつは Chalmers University of Technology の Imre Pazsit 教授のお話で、日本とスウェーデン原子力の比較などが話された。もう一つは KTH Royal Institute of Technology の Atsuto Maki 先生のお話で、人の視覚はどの様にモノの動きを捉へるか、その神経回路のネットワークを数学的に扱って、工学的な応用に資する様なお話であった。講演が終はった後では、山崎純大使のご挨拶とレセプションがあった。斯様な錚々たる方々の講演会にわざわざ足を運んだのは、Imre Pazsit 教授からのお誘ひもあったからである。氏はチャルマース工科大学に教授として招かれる以前は、同じ職場で働き、お住まひもすぐ近所であった関係で、若い頃は割と親しくお付き合ひさせていただいたこともあった。その旧交を温める意味もあって、聞きに行った次第。