クラリネットをこはしちゃった

金 旧暦 10 月 14 日 大安 壬戌 二黒土星 Oskar Ossian V48 25133 日目

娘は出産してからのこの1年以上仕事に出てないが、職場からクリスマスの食事会に誘はれたか何かで外出。ランチタイムから夕方まで、同居人と僕と二人が孫を見ることになった。それで今日は一日の大半をストックホルムの娘のアパートで過ごした。娘が出かける時は全員で外に出て、乳母車を引いてゐるうちにママがどこかへ行ってしまった。こんなことは初めてである。やがてそのことに気づくと、時々激しく泣いた。最初はブランコで楽しかったのだが、外も寒かったので早々に家に戻った。戻る途中で、不安になったのか泣き始めた。それでも部屋に戻ると食事はよく食べるので安心した。その後はお昼寝の時間。泣きながらベッドの中で立ち上がったりしながらも、泣き疲れてしばらく寝た。その後で起きてからは、歌を歌ふと結構喜んだ。特によく反応したのは「クラリネットをこはしちゃった」。この曲はもともとフランスの曲であるが、スウェーデン語でも歌はれるのを聞いたことがある。なかなか良い曲に興味を持ってくれた。ちなみに、スウェーデンの Broder Jakob といふ歌や、日本の「幸せなら手を叩かう」も両国で歌はれる歌で、童謡の世界は意外と国際的なのかもしれない。僕が自ら歌ってやりたいのだが、リズムは取れないし、スウェーデンの歌は歌へないし、そもそも音痴なので、音楽教育上逆効果になると思ひ、もっぱらユーチューブをかける。するとユーチューブは似た様な童謡を次々と聞かせてくれるので、孫は大喜びである。僕もこれからは「津軽海峡冬景色」などの練習をやめて、童謡のお稽古をしようかと思ひつつ家に帰った。