日 旧暦 8月5 日 赤口 甲寅 七赤金星 Gerhard Gert V38 25065 日目
ふた月あまりあけただけの家であるが、台所の床など、虫の出入りした跡があって、掃除が大変であった。庭の草も伸び放題である。食べ物は何も残しておかなかったのだが、それでも虫はどこからか入って来るものと見える。でも、二人で作業すればそれだけ早くできるのでありがたい。ちょっと手を入れると、空き部屋の違和感が薄れていく。これからしばらくは草むしりなどを少しづつやりたいと思ふ。二つの国を行ったり来たりするのは結構エネルギーも要るし、実際大変なことではあるのだが、来てみれば、それに見合ふだけの気分転換の効果があると実感する。ものの見方も変はって来る気がする。今時、長男も次男もない時勢ではあるが、家を引き継ぐことの大変さを改めて思ふ。あればあったで大変だが、無ければ無いで喪失感を感じてしまふ。
