マンションの建設ラッシュ

木 旧暦 7月10日 仏滅 庚寅 四緑木星 Arvid Vidar V35 25041 日目

昨日の夕方、スウェーデンの首相が隣町に来た。僕はそれほどミーハーではないので、わざわざ見に行くことをしなかったが、リムジンハイヤーが走るのを見かけたのは何か関係があったかもしれない。家に新築マンションの現場案内の郵便が届いたので、買ふ気も金もないくせに、指定された場所にのこのこと出かけて行って、どんなものか説明だけ聞いて来た。その帰りにあの事故にあったのである。現場はまだ基礎の部分しかできてない工事中の物件であった。完成は1年以上先であるが、そんな段階で完売になってしまふのださうである。町のあちこちに新築住宅が建てられて、いくら建てても供給が追ひつかない状況といふ。勢ひ、価格はどんどん高くなる。ここには空き家問題は起こらない。僕らの町が今は特別なのかもわからない。もう何年も前、まだ仕事をしてゐた頃は、1年単位ほどで日本からお客様がこちらに滞在されることもあった。空き住宅を見つけるのは、当時と違って、今はほとんど不可能である。日本の建物は古くなると解体して建て直すのが普通かもしれないが、こちらでは室内改装して住み、建物が長持ちする様に感じられる。