働き方改革の前に消費の改革を

火 旧暦 6月17日 仏滅 丁卯 九紫火星 満月 Silvia Sylvia V32 25018 日目

週に一度、消費しない日を設ける生き方はどうだらう。消費しないと言っても、家の電気のメーターはぐるぐる回るし、水道もガスも使ふから、その様な暮らしのユーテリティはそのままで良いのだが、例へば、コンビニ、スーパー、薬局などへ行かない日、外食しない日、自動販売機で飲み物を買はない日、乗り物にも乗らない日を週に一度設けるのだ。「今日はお金を使はなかった」といふ日があればホッとする。都会の暮らしでは不可能かもしれないが、地方に住めばかなりできるのではないか。この様なやり方は、家に備蓄すべき必需品の具体的なアイテム選定のヒントにもなり、防災対策の練習の第1歩にもなる。お店によっては、何曜日はポイント何倍、といふ広告を見る事もあるから、それらをうまく利用して、消費する日、しない日を意識的に区別すると良いのではないか。働き方改革が叫ばれる昨今であるが、働き方は自分の方から一方的には変へられない。けれども、消費する方なら自分の判断で変へられる。必ずしも節約を目指さなくても良いが、お金の使ひ方にメリハリをつけて計画的にすることは良いことではないかと思ふ。生産と消費とはどこかでバランスしてゐる筈なので、一般消費者としてはまづ、消費の仕方に気をつければ、迂遠かもしれないが、次第にそれは働き方にも変化を促すことにはならないだらうか。政府の指導方針に反するかもしれないが。