臨時の遊園地

金 旧暦 6月13日 赤口 癸亥 四緑木星 Arne Arnold V31 25014 日目

毎年8月の初めの夏祭りには町に遊園地がやって来る。中学校の校庭とか、ちょっとした空き場所を利用したり、道路の一部を鎖ざして、そこにメリーゴーラウンドとかジェットコースターなどを臨時に設置する、臨時のチボリである。それも結構町の中心部にできる。子供達にとっては楽しい催しである。3日ほど営業するとまた片付けて去って行く。1回の利用料金はいくらかかるのか知らないが、よく営業できるなと感心する。電気もかなり使ふのではないかと思ふが、上手に取りこんでゐる様である。安全には殊の外気を使って組み立てるのだと思ふ。業者はヨーロッパの結構広い範囲を巡回するのかもしれない。半年ほど前、割と近くの町で似た様な設備の解体か組み立ての作業中に作業員の死亡事故があった。それは確か、ポーランド人であった様に記憶する。日本でも遊園地の事故が起きることはあるが、仮設の遊園地はどうにも危ない様な気がする。