日課は3割

木 旧暦 2月5日 赤口 戊子 四緑木星 Ernst Erna V9 24859 日目

毎日が自由時間とは言ひながら、僕には自分に課す日課がある。けれどもそのプログラムが多すぎてとても消化できず、ノルマ不到達のまま、毎日日課倒れに陥る。その日の行事として特に何も予定されてない日でも、日課をこなすだけで一日が過ぎてまだ足りないのだ。それで、昨日の様に、突然工具箱の整理などを思ひつくと、当然、日課の一部は端折られることになる。そんなに簡単に端折ることができる日課なら、それはもう日課とは言へない。思ふに僕はあまりに欲張り爺さんなのだ。小さい頃から僕は親たちに「お前は欲のない子だね」と言はれた。それは決して褒め言葉ではなく、「少しは勉強しろ」といふ意味の言葉であった。普通の人は若い時欲があっても年老いるにしたがって欲が薄くなるが、どうも僕はその反対を行ってゐる様だ。ここで僕は考へる。少し日課を見直して、活動時間の3割程度を日課にあてて、あとは自由時間なり、その日の行事のために使ふくらいでないとダメなのではないかと。やる気のない日は、ダラッと一日中寝ても構はないのだ。日課は3割に抑へて、せっかくの自由時間をもっとリラックスして楽しみたい。