日本の外国人労働力

火 旧暦 12月27日 友引 辛亥 三碧木星 Erika V4 24822 日目

少子高齢化が進む日本では、働き手として外国人がどんどん増える傾向にある様である。外国人は日本へ来てお金を稼ぎたいだらうし、日本人は汚い仕事や単純作業は嫌がる傾向にある。初めのうちこそは、日本人より労働条件が低くても日本で働きたいと外国人は思ふだらうし、日本人は外国人のさういふ面を当然視するかもしれない。けれども時が経つうちに同じ労働なら同じ給料が欲しいと人は思ふ様になるだらう。すると結局、仕事はそれを熱心にするものに流れて行く。僕が何を心配してゐるかと云へば、将来、日本人と移住して来た外国人の間に確執が起きないかといふ点だ。といふのも、Brexit のイギリスでは割と単純作業に就く欧州系移民を締め出す動きがある様で、それはそのまま将来の日本の姿に重なる恐れはないかといふ点だ。将来になってから締め出す恐れがあるなら、現在の移民の受け入れにそれなりの制限といふか、配慮が要ると思ふ。受け入れた以上は後になって締め出してはいけないと思ふ。うんと長いスパンで「日本人はどこから来たか」を思へば、日本人は皆よそから来たのである。だから現代になってよそから入って来ようとする人たちを拒んではいけないのかもしれない。