リオ五輪閉幕

月 旧暦 7月20日 友引 丙子 九紫火星 Henrietta Henrika V34 24656 日目

日本の暑い夏をさらに熱く感じさせたリオデジャネイロでの五輪が閉幕した。五輪旗はリオから東京に引き継がれて、いよいよ東京五輪が身近に感じられる様になった。この3週間近くの間に日本も史上最多のメダル数を獲得して、たくさんの感動の物語が生まれたことを新聞などで読んだ。だが、オリンピックへの過熱がナショナリズムの高揚に変なところで繋がってはいけないとも思ふ。メダルの数などあまり目標を掲げたりしない方が良いのではないかとも思ふ。オリンピックと国威の発揚とは無縁のものであって欲しい。選手たちは科学的な方法に基づいて最新鋭の研究成果を取り入れた方法で専門の訓練を受けるといふ。それはまるで、親が高収入の良家の子女でなければ一流大学に進学できない様になった日本の社会事情と似通ふものがある。それが時代の流れであり、文句を言ってもぼやきにしかならないのだが、どこかで僕は「違ふんぢゃないのかい」と云ふ気がするのだ。