東芝の不適切会計

火 旧暦 6月6日 大安 戊戌 二黒土星 Johanna V30 24269日目

会社の首脳陣が深々と頭を下げて謝罪する写真を新聞で見かけることは年に何度あるか分からないが、今回は東芝がその憂き目を見てゐる。社長辞任まで追ひ込まれた。不適切会計でブランドを傷つけたとか言ふ話だが、外国から見れば一人東芝に限らず日本の企業とはこんなものさと見られる恐れはないかも心配である。謝罪は謝罪で良いのだが、何もフィジカルに深く頭を下げたりしなくても良いのではないかとも思ふ。報道もその場面を強調して報道する必要もないと思ふ。感情に訴へて謝罪しても日本国内はいざ知らず、対外的にはあまり効果は少ないのではないかと思ふ。頭をさげて謝罪する体質と日頃から威張る体質とは同質のものではないかとも思ふ。それにしても、「不適切会計」と「粉飾決済」とは用語として使ひ分けが決められてゐるのだらうか。後者の方が分かりやすいが表現が強い感じを受ける。英語で言ふ時も表現が異なるのだらうか。