日本のリンゴは大きい

土 旧暦 3月28日 赤口 壬辰 五黄土星 Ronald Ronny V20 24204日目

「私は真っ赤なリンゴです、お国は寒い北の国」そんな歌が流行った頃の日本のリンゴは割と小粒だったのではないかと思ふ。僕の子ども時代は手の親指と中指でリンゴを挟んで丸かじりしたものだ。だが、今スーパーに並んでゐるリンゴは大きい。片手で軸の両端を掴むとリンゴの表面が手に接してしまふ。値段も200円位する。これを丸かじりするには抵抗がある。リンゴはなぜ大きくなってしまったのだらう。育てるのに手間がかかって大きなリンゴでなければ生産の元が取れないのだらうか。でも、僕は小さなリンゴが欲しい。そのまま丸かじりできるリンゴが欲しい。さう思ふ消費者は多いのではないだらうか。安くて小さいリンゴを店先に並べれば今より売り上げが伸びるのではないだらうか。