秋の大掃除

土 旧暦 閏9月2日 仏滅 己巳 一白水星 Inga Ingalill Islamskt nyår V43 24000日目

今年の秋は天気の悪い日が多い。昼でも暗い感じで、おまけに風の日もあり、風に向かって自転車をこぐ時などは、冬の訪れの近い事を感じる。さういふ時はゆっくりとこぐ事にしてゐる。今日は一日中家に居たが、午前中はご近所総出で周囲の秋の掃除があり、それに加はった。時々、細かい雨が降る悪天候であったが、多くの人が出てゐた。僕らはここにもう長く住んでゐるが、知らず知らずのうちに顔見知りの人たちは引越して行き、あたりには顔の知らない若い家族が多くなってゐる。が、若い人が多くなったと言ふより、自分が老いた分だけ周りが若く見えるだけのことである。春と秋の掃除は周囲を奇麗にすることが目的だが、どんな人たちが住んでゐるかをお互ひに知る機会でもある。枝を伐採する人もあり、仮設の、大きな庭木ごみ専用コンテナはすぐに一杯になった。僕も枯れ葉を集めてはせっせと運んだ。やや疲れたか、午後には昼寝をしてしまった。夕方にはお仏壇の前で月に一度のお経をあげた。同居人はそれに合はせてお供へを用意してくれるので、小さな経机はちょっと賑やかになった。