資源ゴミの仕分け

木 旧暦 7月5日 大安 癸卯 六白金星 Helena Elin V31 23913日目

牛乳のパッケージを見てゐると、資源ゴミとして回収に協力して欲しいと書いてある。パッケージは紙で出来てゐるが注ぎ口のところには丸いプラスチックが埋めてあるので、このプラスチックの部分を切り取って紙だけにして資源ゴミに出さねばならないのだらうかと悩ましいところである。しかし、書いてあることに依ればそこまでせずとも良いらしい。一部プラスチックが混ざってゐても紙の資源ゴミとして出して良いらしい。ただし、蓋の方は取り外してプラスチックとして捨てよと書いてある。回収されたパッケージは今度は例へば洗剤のパッケージ等としてもう一度利用されますと説明してある。かう書かれるとなるほどと納得出来るものがある。日本では、牛乳パックだけは他の紙とは区別して回収されることがあるが、あれは何故だらうかと前から僕は疑問に思ってゐた。もう一度牛乳や食品のパックに利用されることはきっと無いのだらうと今は思ふ。日本の場合、小さな容器のお茶やジュースも紙容器である。ストローは外してプラスチックに捨てるが、紙容器の方はつぶして資源ゴミとして出す方が良いのか(その場合は分類上、古雑誌、チラシなどと一緒になるのだらうか)、それとも燃えるゴミとして出した方が良いのか、良くわからないところである。回収された資源ゴミがどの様に再利用されるのか、その過程が分かればゴミを出す時のヒントになる様な気がする。資源ゴミは回収された後この様に使はれます、と言ふお知らせはネット等で調べれば出てゐるものだらうか。日本の牛乳パックで感心することがひとつある。パッケージの展開図が書いてあって、この様に鋏で切って開いて洗って乾かして出せと書いてある。牛乳パックにそこまで書いてある国は日本だけではないかと思ふ。さすがは日本だと思ふ。それで僕はスウェーデンに居ても牛乳パックを資源ゴミに出す時は、鋏で切って開いて洗って乾かして出す様にしてゐる。それが日本人であることの小さな主張である。