転ばぬ先の体操

月 旧暦 4月4日 先勝 己卯 一白水星 Linnea Linn V20 23470日目

Södermanland Nyheter という地方新聞があって、その今日の記事によると、このあたりでは、転んで死亡する人の数は交通事故で死亡する人の数より多いから気をつけろと出ていた。日本でもスウェーデンでも高齢になると人は転びやすくなる傾向がある。そして、それまで元気だった人がちょっと転んだことがきっかけで、たちまち老化が進むことがあるようである。転ばないように気をつけることは老後を豊かに暮らすために非常に重要なことと思う。それは本人の為ばかりでなく、家族の為、地域経済の為にも大事なことである。新聞記事には転ばないようにするために普段からどんな体操をしたら良いかについても書いてあった。例えば、危なくない様に壁に近いところで、片足で30秒から1分立っていることとか、すわりの良い安定した椅子の背もたれに両手を軽くあてて、深くしゃがんだり立ったりを繰り返す運動が紹介されていた。日課の一部にこのような運動を心がけると効果が現れてくるだろうと思う。何歳になってもこういう訓練をするのに遅すぎると言うことはないそうである。転ばぬ先の杖も大事だろうが、転ばぬ先の体操も大事と思う。