核の憂い

土 旧暦 2月5日 赤口 辛巳 六白金星 Herbert Gilbert V11 23412日目

ここにこれだけの放射能汚染がありますと数値をあげて公表してくれるから、日本の場合にはまだ安心であるが、それと同じような密度で世界中の地域をくまなく検査したらかなり汚れている場所もあるのではないだろうか。そういう情報公開の面では日本は優等生だと思うが、世界の国々の中にはひどく横着な国もある。北京の大気汚染のように誰の目にもそれと分かる汚染であればごまかしようもないのであるが、何しろ放射能の場合は洩れても目に見えないし、匂いも無い。特にイランや北朝鮮のような核開発を進めている国でずさんな管理がなされていることはないだろうか。それらの国では犠牲者が出ても明るみに出ることはないであろう。また、万一その被害が近隣諸国に及んだとしても、例えば北朝鮮などが誠意ある対応をしない国であることは拉致問題の経緯を見ても明らかである。まさかいくらなんでも原爆を誤爆させることは無いと思うが、核がここまで拡散してしまった状況を思うと鬱陶しい。