糖尿病の新しい治療法

木 旧暦 10月2日 大安 庚辰 八白土星 Leopold V46 23291日目

糖尿病に関する記事があると目を通すようにしているが、大抵は食事に気をつけよとか、良く運動せよということが書いてあるだけに過ぎないことが多い。分かっていても繰り返し読むことで、それはそれなりに注意を新たに喚起するくらいの効果はあると思う。ところが、昨日読んだ新聞記事には全く新しい治療方法が紹介されていた。と言っても、まだ実用化されているのではなくて、カロリンスカ研究所で実験段階にあるのだが、医療の現場に採用されるようになると画期的な治療法になると書いてある。それは、インシュリンを生産する細胞を目薬のように目にさすだけらしい。そうするとそれは虹彩にとらえられて、目から全身にインシュリンが浸透するのだそうである。それがランゲルハンス島の細胞の働きを活発にして血糖値が下がるそうである。なんか良さそうなアイデアだと思う。それにしても、何かが目から全身に浸透する働きがあるのであれば、目薬の安全性にも気をつけなければいけないような気がする。そういえば、スウェーデンでは薬局へ行っても目薬は売っていない。こちらの人たちは目にさす薬に慎重であるようだ。その方が科学的なのかもしれない。なお、読んだ新聞というのは Ny Teknik 11月14日号である。