終戦の日

水 旧暦 6月28日 先負 戊申 一白水星 Stella Estelle V33 23199日目

67年目の終戦の日を迎えた。竹島をめぐり韓国大統領の強硬とも言える訪問があったり、今頃になってもまだひつこく戦争への謝罪を要求して来たり、また尖閣諸島では香港の民間船が突っ込んで来たり、と日本を取り巻く情勢は最近緊張を高めている。日本側としてはあまり近隣の挑発に乗らないで欲しいと思う。戦後67年を経た今、日本国内には日本国憲法を改めようという動きもあるようだが、僕はそれには反対である。時代が変わればルールも変わるはずなのに、いつまでも憲法が改正されないのはおかしいと言う意見も良く聞くが、憲法の精神とはそもそも容易に変えるべきものではないと思う。ひとつの憲法を如何に長く保ちえるかということの方にこそその国の真価を見出しうるのではないだろうか。聖徳太子の十七条憲法を見るがよい。「以和爲貴」。こういう風に普遍的な精神をこそ憲法は掲げるべきである。憲法とはこういうレベルで規定して置けばよいのである。日本国憲法は戦後押し付けられた憲法であるかもしれないが、そして翻訳調のような変な文体が目障りかもしれないが、その内容は結構良いことを言っていると思う。僕はいつまでも尊重すべきではないかと思っている。時が過ぎて現実の状況が憲法に書かれてあることと乖離してきた時、改めなければならないのは憲法ではなくて僕たち自身である。