東京の夜

日 旧暦 4月21日 赤口 壬寅 六白金星 Svante Boris 1 e. tref V23 23133日目

休暇を取って日本へやってきた友達があって夕食を共にした。どこで食べようかと僕の方で場所を探す必要はなかった。その友達はレストランの予約までも自分でやるので、僕は誘われるままに、ただ行くだけで良かった。行ったお店は西麻布にあって、そこはなんでも kill bill movie で有名になったところだそうである。そんなことを言われても僕には何のことだか分からない。でもみんな知っている映画らしい。天井が高く、2階が回廊の様になっている建物であった。時々会場全体の照明が暗くなってどこかの誰かのハッピーバースデーを盛り上げる歌が聞こえたりした。忙しく行き来するお店の人たちは男も女もおそろしく流暢な英語を話して、何だか日本にいる気がしなかった。東京という町の別な一面、時代の移り変わり、そのエネルギーのようなものを感じた夜だった。