iPad その3

土 旧暦 4月20日 大安 辛丑 五黄土星 Börje Birger Ålands självstyrelsedag V23 23132日目

iPad を使ってみて感じた、これまでの計算機と決定的に違うことは、File/Save とか File/Open などの操作が無いことである。言ってみればメモリ即ディスクみたいな感覚である。何かを書けばそれがそのまま機械に残る。だから文書などを作成していてうっかり保存するのを忘れて作業が消えてしまったなどというトラブルに遭遇することはないだろうと思う。これは使いやすいと思った。それでもやはり、自分の作成した文書をバックアップに保存することは重要であろうと思う。iPad にはバックアップの方法が二通り用意されている。ひとつは iCloud に保存する方法である。これは場所もとらないし、地球上のどこからでも復元できるので便利である。それはバックアップであると同時に他の機械への複写も可能にするという特徴がある。設定のメニューから「ストレージとバックアップ」を選び、「iCloudバックアップ」を「オフ」にしておくと、バックアップ先はネットの向こう側でなくこちら側のiTunes になる。iTunes というプログラムは別の計算機にインストールされていなければならないが、その計算機と iPad をケーブルでつなげば、その計算機上にバックアップが出来あがるようになっている。今日はそれを試してみた。バックアップを計算機に残すことはできているようなのであるが、バックアップをとったあとで、iPad 上のファイルを削除して、iTunes から復元させてみると、iPad上に削除されたファイルが復元されてくる。しかしアイコンの表示が正常でなくて違う模様の影のかかったようなアイコンに変わっている。その復元されたアイコンをクリックしてもプログラムが始まらなかった。何がいけなかったのか分からないがきっと僕のやり方が悪いのだろうと思う。あるいは iTunes をインストールしていても Windows XP では適さないのだろうか。ともかくもとりあえずは iCloud へのバックアップのみで運用することにしようというのが今日のテストで分かったことである。