王女の洗礼式

火 旧暦 4月2日 大安 癸未 五黄土星 Hemming Henning V21 23114日目

スウェーデンは今最も美しい季節を迎えている。新緑の中にライラックが咲き始め、町を行く人々の中には袖なしの人も多く、解放的である。今日は首都ストックホルム、ガムラスタンにある宮殿の教会で、この2月にお生まれになった王女の洗礼式があった。王侯や政界の主だった人たちをはじめとして、400人近くがお祝いに参じて、伝統的なしきたりの中に行われた華やかな式典の様子がテレビで放映されていた。洗礼に使われる水はエーランドから持ってこられたものであるということであった。王女はお名前を Estelle とおっしゃるが、ラテン語で星の意味であると新聞に書いてあった。フルネームは Estelle Silvia Ewa Mary と長いお名前である。Silvia はイタリア語から来ていて森の意味で、母方の祖母、今の女王陛下のお名前である。Ewa はヘブライ語で生きることのような意味で、父方の祖母のお名前である。Mary は英語では Maria で、デンマークの女王様からひかれているということであった。以上は Dagens Nyheter の記事からの引用である。