カダフィ大佐の最期

木 旧暦9月24日 友引 戊申 四緑木星 下弦 Sibylla V42 22898日

カダフィ大佐の死亡が伝えられた。国民評議会がリビア全土を開放すると言っているが、リビアはこれから先、どんな風に展開していくだろうか。カダフィが去ってもリビアに難問はきっと残るだろう。日本では毎年のように総理大臣が代わって、そのことで外国から政権が安定していないなどと批判を受けがちであるが、別な見方もあると思う。つまり、毎年のように総理大臣が代わってもなお、結果として日本という国は大して変わらない。ということは、それだけ、日本は指導者に左右されることのない民主主義のお手本のような国であると威張って良いんじゃないか。ひとりの指導者が更迭されるだけで大きな節目を迎えようとする国はなかなか先が大変ではないかと思う。独裁者の追放と民主主義の確立とは別のものである。