電波望遠鏡ALMA

火 旧暦9月8日 仏滅 壬辰 二黒土星 上弦 Frans Frank V40 22882日目

南米チリに建設中である巨大電波望遠鏡ALMAが観測を始めたというニュースを見た。現在は20台が完成しているが最終的には66台になるという。宇宙の彼方から降り注ぐミリ波帯の電磁波を集めて、それを組み合わせるようなことをして観測するらしい。標高5000mのアタカマ高原に設置されている。5000mといえば富士山より高い。富士山頂のレーダーよりは設置工事が楽なのかもしれないが、それでも気圧は低いであろうし建設は大変だろうなと思う。国際共同プロジェクトというが、こういう研究は一つの国でやるよりも国際共同の方が実際的であると思う。かかる費用をどの国がどのくらい負担するかどうやって決めるのだろう。ともあれ、生命の起源に迫る研究までもができるらしいのでその成果に期待したい。