継体天皇像

月 旧暦8月29日 赤口 甲申 一白水星 Enar Einar V39 22874日目

足羽山公園には継体天皇像がある。歴代の天皇の中で、石像にまつられた天皇も数少ないのではないかと思う。足羽山散策ガイドによると、作られたのは明治17年であった。古墳の上に三国港を見下ろすように建っている。あるいはその遥か彼方の大陸を見つめておられるのかもしれない。その方向に目をやると川の流れがゆるやかにカーブして日本海をさしている。何だか平和な風景だ。応神天皇5世の孫とか言われているが、あまりに昔の、5世紀か6世紀の頃の話であるので、普段から継体天皇の越前との関係をあまり意識したことは無かったと思う。