民主党の代表選挙

金 旧暦7月27日 先負 癸丑 五黄土星 Östen V34 22843日目

管首相が退陣することになって、民主党では新しい代表選出に向けて立候補者が何人も居並ぶ形になった。誰もが挙党態勢を作ろうと叫ぶが、真にそう思うのなら、自分が進んで引っ込めばよいのではないかなと思う。誰もが脱原発社会を目指すと言っているが、熟慮の末に本心からそう思っているのではない。今の社会的状況ではとりあえずそのように発言しておくことが無難であるからそう言っているだけである。政治家とはそんなものである。それは日本に限った話ではない。国民の生活が第一というが、何が真に国民の生活に良い政策であるかは常に難しい課題であり、そういう一歩進んだレベルでの標語は生まれてこない。僕が残念に思うのは自民党に代わって台頭した民主党がやはり内部に前近代的な党内勢力の張り合いの構造を持っていて、昔も今もあまり変わりないことだ。