リビアの変

火 旧暦7月24日 赤口 庚戌 八白土星 処暑 Signe Signhild V34 22840日目

リビアでは反政府勢力が首都トリポリを制圧し、カダフィ政権はもはや風前の灯のようである。政権交代をもっと民主的にできないものかと思う。日本人は穏やかだから時の政権に向かってやめろと叫ぶことはあっても市民がそろって武器を取ることは無い。一番それに近かったのは1960年代の学生運動であったか。あの時、新宿の広場で「これは革命だっ」と叫んだ友の話を伝え聞いたが、結局革命には至らなかった。日本は民主的な国であると思う。それでも、将来のことはわからない。世界に広まりつつある財政危機がどんな不安定をもたらすか分からないからだ。この不透明な時代に、リビアに起きていることを対岸の火事と見て良いかどうか。