震災から3か月

土 旧暦5月10日 友引 丁酉 一白水星 Bertil, Berthold Pingstafton V23 22767日目

あの震災から3か月が過ぎた。具体的な復興への課題は山積みしていて、誰が何をまず決めなければいけないか、議論百出で、被災地はきっと混乱しているのだろうと思う。人々が思い思いに自分達の復興を進める前に、この地域には家を建ててはいけないとか、基本方針をいち早く出さなければならないだろうが、そういう都市計画は専門家を集めて時間をかけて練らないと良いものができないような気がするし、それぞれの地域の地理的な特徴も考慮しなければならないだろうし、何よりどこまでお金をかけられるかにもよるとも思う。つまり、基本方針を打ち出すのに時間がかかるのは必然だろうと思う。一方で、住民はいつまでも待っていられないし、年老いた人たちはますます老いていくばかりであるし、瓦礫の山はいつまでも残ったままであるし、地域の経済の再生も急がなければならないし、そういうことをいっぺんに考えると、ただ「頑張ろう」という一言でがむしゃらに進めて良いものか、考えてしまう。時の流れに身を任せる自由も併せ持たなければやっていけないような気もする。そうして時の流れと共に、被災した人たちは孤独になっていくような気もする。