復興への道

木 旧暦3月26日 仏滅 癸丑 二黒土星 Ture, Tyra V17 22724日目

大震災で壊滅的な被害を受けた後は、ただ建設があるばかりだから、次第に景気が上向くのではないかと思っていた。現に僕が泊まっている宿泊設備では、どうも建設会社の作業員らしい人たちが、このところたくさん泊まってにぎわいを見せている。震災の影響ではないかなと僕は思う。駐車場に止まっている車のナンバーもずいぶん遠いところから来ている。それでも真の被災地では、例えば全ての設備が津波に流された会社や工場などでは再建にお金がかかりすぎて、従業員を解雇せねばならないところが多いという。結果として仕事につきたくてもつくことのできない人が多いというニュースを見た。社会のセイフティネットから漏れてしまう人も多いのではないだろうか。いかに掛け声をかけても収入ゼロでは、頑張りようもあるまい。復興に際しては、地域の人に地域の労働がいきわたるようにすべきであろうと思う。