ウランの埋蔵量

火 旧暦 6月9日 友引 辛未 二黒土星 Margaretta Greta V29 22442日目

ウランの埋蔵量はこの地球にどのくらいあるのか。2008年の消費のレベルを続けたと仮定して100年くらいのものではないかという予想もあるが、実は1000年のオーダーをまかなうことができるほど埋蔵量が多いのではないかという研究報告もあるそうである。そうなると核燃料サイクル技術の確立は経済的に見合わなくなるおそれもあるが、日本のエネルギーの自給自足のためにはやはり開発が必要であろうと思う。原子力二酸化炭素を排出しないから良いと言われているが、何十年も運転すればいずれ廃炉にせねばならず、そうなればそこでまた解体のための費用がかかる。新炉の建設は住民の反対があってむつかしい。これらの課題を将来的に誰が責任を持って計画するのであろうか。地上に増え続ける人口をどうするのか。人口と食糧と環境とエネルギーと相互に絡み合ってこれからどんな展開を見せるのか。僕達の文明がいつまでも続きますように。