月 旧暦 5月3日 先勝 乙未 八白土星 Håkan Hakon V24 22406日目
町の教会は川の西側にひとつ、東側にひとつあって、昔はそれぞれの区域に住む人たちの住民登録をするところであった。僕たちも引越して来た当初は西側のニコライ教会で住民登録をした。家の近くにあるカタリーナ教会はニコライ教会と同じ組織で、この地域に住む人たちのための出先機関である。ニコライ教会は僕の仕事場のすぐ目と鼻の先にある。集会所の建物が教会に隣接してあって、その中に講堂もある。そこに新しくピアノが置かれることになって、今夜はそのお披露目の音楽会があった。曲目はChopin、Schumann、Brahms という催しであるので、これはどうしても見過ごすわけに行かない。同居人と、会社に日本から来ているお客さんと3人で聞きに行った。講堂が埋まるほど観客もたくさん来て、盛会であった。まだ外に明るい陽射しを感じながら夏の夜の音楽会は内容も充実していた。ピアニストは Staffan Scheja。 Schumann はクライスレリアーナであった。何日か前、ノルショッピングで聞いたSchumann のプログラムに子供の情景があって、それが作品15、今日のクライスレリアーナは作品16であるから連続して聴いたことになる。今日聞いた曲目をプログラムから以下に引用する。
- Johannes Brahms (1833-1897)
Två rapsodier, op 79 (1879)
- Nr 1, h-moll
- Nr 2, g-moll
- Robert Schumann (1810-1856)
Kreisleriana, op 16 (1838)
- Äusserst bewegt
- Sehr innig und nichit zu rasch
- Sehr aufgeregt
- Sehr langsam
- Sehr rasch
- Schnell und spielend
- Frédéric Chopin (1810-1849)
Barcarole, op 60
Sonat h-moll nr 3, op 58 (1844)
- Allegro maestoro
- Scherzo: Molto vivace
- Largo
- Finale: Presto non tanto