日 旧暦 1月22日 仏滅 丙辰 八白土星 Camilla 3 i fastan V9 22307日目
本屋に入ってコンピュータ関連のコーナーを覗くと、たくさんの本が並んでいる。新しい時代の話題についていくためにはああいう本も読まねばならぬかと思いつつ、これまで手にとって真面目に読んだことが無い。それらの本には、「裏技教えます」とか「スグレモノです」とか、なじめない表現が目についてうんざりするのである。それでその方面の知識はおのずと遠いものになっていく。そしてハウトウものは読まないでおこうということになっていく。ところが、最近見かけた「Google英文ライティング」という本（遠田和子著 講談社インターナショナル）だけは、パラパラと手にとって見ただけで、これまでに見たどのコンピュータ関係の本とも違うことがスッと分かった。それですぐに買って読みかけたのであるが、非常に多くの示唆に富んだ良い本であると思った。僕らは普段は英語の字引だけを頼りに英語と付き合うが、ウエブ時代には革命的な語学の勉強の仕方があることが紹介してある。すぐそばにネイティブスピーカがいない場合でも、自分の書いた英語がおかしくないかをウエブ上で自分で調べてみることができると言うのである。検索のやり方にちょっとした工夫を加えるだけで、ウエブは自分のためにカスタマイズされた辞書になるという。これからの時代に、この方法を知ると知らぬとでは、英語の力に決定的な違いとなることが予想される。すごい時代であると思った。
