プリウスのリコール

日 旧暦 12月24日 大安 戊子 七赤金星 Rikard Dick Kyndelsmässodagen V5 22279日目

トヨタプリウスがリコールされることになった。開発の段階で、僕らには想像もつかないほどの試験に試験を重ねた結果、これでよしと自信を持って世に出した製品がリコールされなければならないとは何としたことだろうか。僕は生産者に対して同情を禁じえない。しかし、ことの是非はともかくとして、それが、高品質のブランドを守ることになるのであろうから、そのハードルの高さを改めて他山の石とすべきかとも思う。アメリカの議会で説明せよとか、アメリカの風も強い。それは自動車産業の低迷にあえぐアメリカの、日本への羨望の裏返しでもある。日本のハイブリッドカーの技術は先鞭をつけて世界中を席巻し、これから日本の一人勝ちの時代が来てしまうのではないかという気もする。

それにしても、ブレーキなどは、踏めば油圧がかかるだけの単純な機械構造にしておけないものかと、僕ら素人は思うが、この期間に発電させて電池に充電するためということだろうか、ブレーキまでもが電子計算機で制御されるのである。車が炎天下に置かれても誤動作はないのだろうか。僕はむしろそっちの方が大丈夫かなと思ってしまう。ちなみに、プリウススウェーデン国内では既に2000台以上走っている。町で見かけたことは無いが、それらはすべてリコールの対象になるそうである。