土 旧暦 10月19日 仏滅 甲申 四緑木星 Sven V49 22215日目
この頃また暖かくなって、今日は一日中陰気な雨になった。同居人は仕事中濡れて大変であったと帰ってきてから独り言のように話した。夕方になって、家から歩いてすぐの教会に Olle Persson がクリスマスの歌を歌いに来てくれるので、同居人と隣の Agnetta と3人で聞きに行った。教会は比較的お年寄りの人たちで混みあっていた。世の中には色々な楽器があって、どの楽器にもそれぞれにすばらしさがあるが、人の声が奏でる音楽にはどんな楽器でも表しきれない豊かさがあるような気がする。教会の高い天井に響く Olle の力強い歌声と美しいコーラスを聴きながら僕はそんな風に思った。個人的には Olle の歌をわが町で聞くことが出来ることにはちょっとした思い入れがある。というのも、あれは今年の1月25日の日曜日であった。Olle Persson と Mats Jansson のコンビが Schubert の「冬の旅」を歌いにわが町のコンサートホールに来てくれたのであるが、事情があって音楽を楽しむ気分になることが出来ず、結局行かなかった。そこから迷い道に入ったような感じになって、今年は殆ど音楽会に行く機会が無かった。あれからおよそ10ヶ月経つが、この間に行った音楽会はただ1回きりで、それもまた Olle の歌だったのである(5月17日)。この辺で昔に繋がって本道に戻ることが出来ればいいなという思いがある。今日の教会の礼拝次第をそのまま以下に引用する。
TONER I ADVENT
- J.Nyvall: Hosianna
- A.Öhrwall: Bereden väg för Herran
- R.Fridolfson: I adventstid
- C.Wennerberg: Davids psalm XXIV
- Ps 111
- G.Hahn: Nu väntar hela jorden
- B.Tjernström: Kan du höra honom komma?
- M.Sleeth: Immanuel, som Gud har sänt
- G.Nordqvist: Nu är advent
- Ps 109
- Andakt
- I.Widéen: Betlehems stjärna ur "Vapensmeden"
- J.Rutter: Julnatten
- L.S.Johnson: Så sjung hosianna
- S.Adams: Den heliga staden
Olle Persson - baryton
Tony Larrson -piano
S.ta Katarinakören
Lailla Bäckström Mörrby - dirigent
Hanna Petterson -aftonbön
Arr. S:t Nicolai församling