来年の手帳

日 旧暦 9月8日 仏滅 癸卯 九紫火星 Inga Ingalill 20e.tref. Sommartid slutar V43 22174日目

文房具屋さんには来年の手帳が並ぶ季節になった。実に色々の種類の手帳があって、システム手帳なども充実していて、見ているだけで何だか興奮してくる。いかに電子技術が身の回りに浸透したといっても、やはり持ち歩く手帳には、鉛筆を握って直接書き込みたい。手帳は当然のことながら何冊も持つわけには行かない。いくつも持っていたのでは、どの手帳にどの予定を書き込んだか分からなくなって用をなさなくなってしまう。一方で常時携行せねばならぬことを思えば、極力小さいものを選ぶしかない。結局、僕にとっては、できるだけ小さいカレンダー手帳と、切り離しの出来るメモ用紙を組み合わせて持つことになるのである。それが分かっていても、種類の多いカレンダー手帳を目の前にすると、そのひとつひとつのサンプルを手にしてみないではいられないこの忙しい気持ちは何だろう。これもやはり一種の浮気だろうか。昨日、結局持ち歩き用とは別に、ノートカレンダー帳を1冊買ってしまった。

なお、今日からスウェーデンでは冬時間である。成田空港からFINNAIRに乗って、スウェーデンに戻った。冬時間になったせいで、日本を発つ時、昨日までは午前11時発であった便が、今日からは正午発になっている。出発の朝は、それだけ日本で急がなくてすむようになった。スウェーデンに着くと、霧のように音もなく降る雨に迎えられた。バス停からは迎えに出てくれた同居人の車で家に戻った。