新型インフルエンザ用ワクチン接種開始

火 旧暦 9月3日 大安 戊戌 五黄土星 Sibylla V43 22169日目

日本では昨日から新型インフルエンザ用ワクチン接種が始まった。優先順位があって、医療従事者などから接種がほどこされ始めている。一回接種で有効であるとも言っている。ワクチンの開発と製造、有効性の検証と安全性の確認、納品先と数量の決定にどのような過程があるのか、僕には想像もつかない。接種の実施は日本中で一様に始まったのか、都市部を中心に始まったのか、あるいは世界の情勢はどのようであるかもよく分からない。が、いずれにしても、日本でワクチン接種が始まったと聞けば、対策が一歩前進したか、と思う。ニュースでは、ワクチンを打ったとしても新型インフルエンザにかからないという保証は無いと言っている。かかりにくくなる、あるいはかかっても重症になる程度を抑える効果があるだけだということである。それでもワクチンを打っておきたいと思うのは人情である。良いワクチンができればやがてそのワクチンでは効かないウィルスが登場する。そのようなウィルスが登場すればさらにまた新たなワクチンを開発せねばならぬという、いたちごっこのような過程が将来もずっと続くのであろう。インフルエンザにかからない為の最も有効な自衛手段は頻繁に手洗いとうがいを実行することしかないかもしれない。